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2026.08.25

不動産売却は仲介と買取どっち?違い・メリットと選び方を比較

不動産を売却しようと調べていると、「仲介」と「買取」という2つの方法を目にすることがあります。

「少しでも良い条件で売りたい」
「できれば早く売却したい」
「何度も内覧対応をするのは難しい」

何を優先したいかによって、検討しやすい売却方法は変わります。

大まかにいえば、市場に物件を出して条件に合う買主を探したい場合は「仲介」、不動産会社に直接売却して時期や手間を抑えたい場合は「買取」が選択肢になります。

ただし、どちらかが一律に優れているわけではありません。まずは仕組みと違いを知り、自分が売却で何を優先したいのかを整理することが大切です。

仲介と買取は何が違う?

仲介とは、不動産会社に買主探しを依頼し、売主と買主の間に入って売買を進めてもらう方法です。

国土交通省では、不動産の媒介契約について、不動産を売買する際に取引の仲介を依頼する不動産会社との間で締結する契約と説明しています。※1

一方の買取は、不動産会社が自ら買主となり、所有者から直接不動産を購入する方法です。

最も大きな違いは、「買主をこれから探すのか」「不動産会社が買主になるのか」という点です。

仲介と買取の違いを比較

比較するポイント 仲介 買取
買主 不動産会社が購入希望者を探す 不動産会社が直接購入する
売却価格 市場に売り出して条件に合う買主を探せる 不動産会社の買取査定額をもとに判断する
売却時期 買主が見つかる時期によって変わる 条件がまとまれば予定を立てやすい
広告 ポータルサイトなどで募集することがある 一般向けに広く募集しないケースが多い
内覧 購入希望者の内覧対応が発生することがある 不動産会社による確認が中心
仲介手数料 仲介によって契約が成立した場合に発生する 不動産会社との直接取引で仲介が入らなければ通常は発生しない

仲介手数料については、宅地建物取引業者が受け取ることのできる金額に上限が定められています。※1

なお、実際の売却条件や必要な費用は取引内容によって異なるため、査定時や契約前に確認しましょう。

仲介が向いているのはどんな人?

仲介は、「売却を急ぐことよりも、まず市場でどのような条件の買主が見つかるか試したい」という場合に検討しやすい方法です。

不動産会社が広告などを通じて購入希望者を探すため、売主が設定した売出価格で販売活動を始めることができます。

一方で、売り出せばすぐに買主が見つかるとは限りません。

問い合わせが少ない場合や内覧から申込みにつながらない場合には、価格や広告、物件の見せ方などを途中で見直すこともあります。

「いつまでに売らなければならない」という期限がそれほど厳しくなく、販売状況を見ながら条件を調整できる人には検討しやすいでしょう。

【不動産売却が長引く原因と見直しポイントを知りたい方はこちら】

買取が向いているのはどんな人?

買取では、不動産会社が直接買主になります。

そのため、一般の購入希望者を探す販売期間がなく、条件について双方が合意できれば売却時期の見通しを立てやすいことが特徴です。

たとえば、

  • 相続した不動産を長期間所有したくない

  • 転居などの予定があり、売却時期を決めたい

  • 購入希望者の内覧対応を何度も行うのが難しい

  • 広告によって売却を広く知られたくない

といった事情がある場合には、買取も選択肢になります。

一方で、買取査定では、不動産会社が購入後に再販売するために必要な費用やリスクなども考慮して価格を判断します。

そのため、「仲介ならいくらで売れる可能性があるか」と「買取ならいくらで売却できるか」は、同じ数字になるとは限りません。

金額だけを見るのではなく、売却までに必要な時間や手間も含めて比較することが大切です。

「買取保証」と直接買取は同じではない

売却方法を調べていると、「買取保証」という言葉が出てくることもあります。

買取保証とは、まず仲介による売却活動を行い、一定の条件や期間を満たした場合に不動産会社が買い取る仕組みです。

最初から不動産会社へ売却する「直接買取」とは仕組みが異なります。

利用条件や対象となる物件は不動産会社によって異なるため、「買取保証があるから必ず利用できる」と考えず、事前に条件を確認しましょう。

【買取保証について詳しく知りたい方はこちら】

仲介と買取、どちらを選ぶ?

迷ったときは、「どちらのほうが得か」だけで考えるのではなく、自分が何を優先するのかを書き出してみると整理しやすくなります。

価格を優先したいのか。

売却時期を優先したいのか。

できるだけ手間を減らしたいのか。

周囲に知られず進めたいのか。

不動産の状態や立地だけでなく、売主側の事情によっても適した方法は変わります。

また、査定額を見るときは「高い数字を出した会社を選ぶ」と単純に決めるのではなく、その金額が「仲介で想定している売却価格なのか」「不動産会社が直接購入する買取価格なのか」も確認しましょう。

同じ「査定」という言葉でも、前提となる売却方法が違えば数字の意味も変わります。

仲介か買取か決めきれない場合は、両方を比較する

売却を考え始めた段階では、「自分の物件は仲介向きなのか、買取向きなのか分からない」という方も少なくありません。

その場合は、最初からどちらか一方に決める必要はありません。

仲介で売り出した場合にどのような価格帯や販売方法が考えられるのか、買取ならどのような条件になるのかを確認し、比較してから判断する方法もあります。

たとえば、できるだけ市場での売却を目指したいものの、「○月までには売却を終えたい」といった期限がある場合には、仲介を基本に考えながら、買取も選択肢として確認しておくと判断しやすくなります。

不動産会社へ相談するときは、

  • 売却希望時期

  • 希望する価格

  • 内覧対応が可能か

  • 売却を周囲に知られても問題ないか

  • 仲介と買取のどちらも比較したいか

といった希望を伝えておくと、自分に合った方法を検討しやすくなります。

ロイズコーポレーションでは仲介・買取の両方に対応しています

ロイズコーポレーションでは、不動産の仲介売却と直接買取の両方に対応しています。

「まずは仲介で売却を目指したい」
「できるだけ早く現金化したいので買取も検討したい」
「そもそも自分の物件にはどちらが合うのか分からない」

といった段階からご相談いただけます。

売却方法を決めるときは、物件そのものの条件だけでなく、売主の希望する時期や進め方も大切です。

仲介と買取、それぞれの場合を比較しながら、ご自身の状況に合った売却方法を検討してみてください。

【不動産の査定・売却をご相談の方はこちら】

参考資料・出典

※1 国土交通省「<消費者の皆様向け>不動産取引に関するお知らせ」(2026年8月24日確認)